グラストンベリー聖杯の泉へ…

1996年の12月にこのガーデンを初めて訪れた時から、咲いているお花たちは少しずつ変わっていますが、このガーデンのたたずまいは、いつも静寂を保とうとする人たちの心遣いで、優しさを保っています。

入り口を入るとき、ハンギング・バスケットから今にも垂れ落ちるのではないかと思われるようなパチュリの花が、柔らかな香りを放っているのに、気づいたら、もう、その後あなたはこのガーデンの香りに虜になってしまうことでしょう。

キリストの最後の晩餐で使われた杯を聖杯というか

はたまた、キリストが孕ませたマグダラのマリアを聖杯とたとえるのか、

磔刑にされたキリストの脾臓をついたロンギネスの槍が滴り落とさせた、キリストの血を受けた杯を聖杯と呼ぶのか

その聖杯が投げ込まれた泉だから、そう呼ぶのか

さまざまな議論はありますが、赤い水が泉から今も滾々(こんこん)と湧き出るこのガーデンは、癒しだけでなく、大きなインスピレーションをくれる場所だと言えるでしょう。

悲しいことがあった時、辛いことがあった時、この先のことが不安な時

誰かに謝りたい時、自分をやりのしたい時

こんな時は、誰にでもあると思いますが、そんな時間をこの泉のそばですごすと、

人生の意味がわかるような気がする…

聖杯の泉はそんなところです。

2月1日のインボルクには、地元のスピリチュアルな人たちだけでなく

世界中からスピリチュアルな道を歩む人たちが白い泉で光に感謝し、いつもは開かない赤い泉の裏扉からガーデンに入り、白い泉の水と赤い泉の水をまぜ、男性性と女性性の統合を祝う時間を持ちます。

このガーデンでは、2月の1日だけでなく、夏至や冬至にもセレモニーが行われますが、

2011年からは、ここに集まる人が日本のために、日本の子供たちのためにと祈りを捧げてくれるシーンに何度も何度も遭遇しました。

そのたびに、日本人として、祈りを捧げてくれた方たちにお礼を言うと、彼女や彼らは静かに暖かくハグしてくれるのでした。

ありがとうグラストンベリーの心

聖杯の泉には、すばらしい祈りの力が、いつも溢れています。

https://ameblo.jp/kuniko0301/entry-12395499323.html

https://ameblo.jp/kuniko0301/entry-12396139137.html

https://ameblo.jp/sivjuju44/entry-12318587372.html?frm=theme

https://ameblo.jp/sivjuju44/entry-11739489033.html?frm=theme